新津カップ県大会02

戦いを終え、体育館を後にする前に晋平キャプテンからコーチをはじめ選手、父兄の前で挨拶がありました。「県大会の大舞台で格上の相手に互角で戦えた事が大変良かった・・・。」　と。まさにキャプテンの言った通りの試合内容でした。
前半達也の1点で折り返し、後半2点を奪われ、終了1分前に達也からのパスを受けた晋平が1点を奪い同点にしたのです。結果はＰＫで負けてしまいましたが、最高のゲーム内容でした。負けて悔し涙を流す子供達が印象的でした。

５年生、３年生の皆さん、五泉まで応援に駆けつけてくれて感謝・感謝です！子供達は全力で戦い、非常にエキサイティングな試合だったと思います。Ｓ君もヒザの痛みに耐え、頑張りました。十分じゃないですか！結果的には負けてしまいましたが、試合後の子供達の悔し涙を見て、私も非常に感動しました。　これからの彼らの人生において、この悔し涙はとても有意義な事だと思います。　みんな、このくやしさをバネによりいっそう頑張ろうゼ！　

対リベルタ戦前半中盤、本間君のミドルレンジからの見事なシュートで先制。押され気味のペースの中、きっちりと守って１－０で前半終了。期待と不安の交錯する休憩時間のサポーター席。後半はリベルタの反撃ペースで開始。それまでワクをはずしていたリベルタのシュートが決まって同点。その後リベルタの執念を見るような、右コーナー付近からわざありのシュートを決められ、逆転を許した。しかしここであきらめないのが、レオネスたちの成長ぶり。体を張って相手の加点を防ぎなら、ピンポイントにボールを送るディフェンス陣。右サイドでボールを受けた本間君の突進を３人掛かりで止めに来た隙に左サイドにあがった晋平に、本間君からナイスパス。これをきっちり押し込んで、終了１分前に同点！！！。この１点は本当に、気力と、素晴らしい連携で決めた、大きな、感動的な得点でした。同点で終了し、ＰＫ戦へ。１番手の晋平がプレッシャーか考え過ぎか、右に大きくはずして・・（＞＜）。キーパー谷口君も、相手のＰＫにも２番手、３番手と反応できて、「次は止められる！」と思ったら、３人で決着とのこと。結果ＰＫ戦３－２での敗戦となりました。

　　　　　　　　　　　「もう一つの県大会」この大会の選手登録は12人、ﾚｵﾈｽの6年生は15人、当日1人欠席で14人、2人の選手がﾍﾞﾝﾁには入れないことになります。かわいそうだけどしょうがない、いつ、その子達に言おうかなと考えていると、ｱｯﾌﾟが終わったその時、ｲｸﾐとﾀｸﾏが自分達から「じゃｺｰﾁ、僕達上に行ってます」と言って観客席に向かって行きました。当然、本当はﾍﾞﾝﾁに、もしくはｺｰﾄにいたいに決まってるのに．．．状況を理解して自らそういった行動にでる。こういった控えの選手がいるﾁｰﾑは素晴らしいです。胸を張って言えますね！ｻｯｶｰでは今はまだ少し出遅れている、でも人としては立派に成長したﾁｰﾑのｴｰｽだな、君たちは。ｻｯｶｰとは別の面で子供達の進歩を感じた一場面でした。ｲｸﾐ、ﾀｸﾏ、ありがとう！！ｶｯｺ良かったぞ！！